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秋は「燥」の季節。果物で身体を潤しましょう!

暦の上ではとっくに秋ですが、日中は連日30℃越えで真夏の日差しがまだまだ降り注いでいますね。

とはいえ、季節の変わり目は、朝晩と日中の温度差も大きくなり始め、体調を崩す要因にもなっています。夜間のエアコンの冷気で喉を傷めたり、鼻や皮膚が乾燥したり痒みを感じる方が多くなります。

東洋医学の観点から見ると、秋は「燥」の季節であり、身体が乾燥の影響を受けやすいと言われております。秋の乾燥した空気を吸い込むと、喉が乾燥し風邪をひきやすくなったりしてしまいます。加湿器や濡れたタオルを使い部屋が乾燥しないようにしたり、外出時にはマスクをするなど、潤いを外に逃さないように上手に対処していきましょう。

また、秋は身体を潤す効果のある食べ物を摂ると体に良いと言われ、果物で言うと、梨やりんご、いちじく、キウイなどがおすすめです。不足しがちなビタミン・ミネラル類が豊富に含まれており、潤いも補ってくれます。粘膜や肌が乾燥する、目が疲れやすい、口が乾く、という方にはとても適しています。特に梨の皮は喉や肺を潤し、咳止めの生薬として用いられています。

スーパーには梨など旬の果物がもう並び始めていますね。くれぐれも食べ過ぎには注意ですが、1日1個位の果物で潤いを維持する秋の「潤活」、始めてみませんか!

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