膝の痛みの原因として最も多い変形性膝関節症は、膝の関節の軟骨がすり減ったために痛みが起こり、男性より女性に多くみられます。
最初の頃は、正座やイスから立ち上がる時や歩き出す時などに痛みが起こり、次第に、階段の上り下りや平地の歩行でも痛みが出てきます。そのうちに、膝に水が溜まって腫れ、さらにひどくなると、膝の曲げ伸ばしのたびに、ギシギシ音がしたり、膝が曲がったままになってしまうこともあります。
西洋医学の治療では、痛みを抑えるために消炎鎮痛剤を内服したり、関節へステロイド、ヒアルロン酸などの注射をします。また、関節に水が溜まった時は注射器で水を抜き、その際に水だけでなく、膝の潤滑剤の役目をしている関節液までも抜いてしまい、その結果、より関節がこすれて炎症を起こし、再び水が溜まるという悪循環を起こして、最後は手術(人工関節)が必要になっている場合もあります。
中国医学では、膝に水が溜まった時などは、利水、利湿作用のある生薬で水を出して、膝の炎症の熱を下げ、腫れを取る生薬で痛みを和らげ、関節の変形が進まないように腎の働きを補うものや血液の流れを改善する生薬などで根本から治療します。
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