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梅雨時の起こりやすい症状

梅雨の季節は気圧の変化が多く、湿度が高くなると、自律神経が乱れて胃腸の働きが低下したり、また日照時間が短くなるため、心は少し内向的になりやすい時期です。

漢方では、心は悩みやすくなり、口が乾いたり、胃のつかえを感じたり、水分代謝が悪くなったり、むくみが出たり、手足が重ダルさを感じやすい季節とされ、消化器官に湿が溜まりやすいと言われています。

そのような症状を感じる方には、今まで何となく続いている「偏った食事」や「暴飲暴食」が原因であると思われます。特に注意したい食事は、アルコール、こってりした物、甘い物などの食べ過ぎです。これらは、ドーパミンを分泌させ、依存性があります。これらの食事を継続的に行うと、弱っている消化器官がそれを受け止めきれずに働きがさらに低下し、体に炎症が起こるようになります。

消化器系へのダメージを軽くすることができれば、湿気の多いこの時期特有の、重ダルいといった不調を感じたり、悩みすぎたり、自分を責めるようなことも減ってきます。

ですので、この時期は、負担が大きい依存性のある食べ物を控えることも有効な養生のひとつですね! 

漢方薬では、湿を取り除き、熱を抑える方針で治療していきます。

 

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