毎年、夏に不調が出やすい人、何となく夏が苦手だという人へ
夏バテといえば、体がだるい、食欲がない、疲れやすいなど、夏の暑さによる体調不良のことですが、
現代医学では、夏バテは自律神経の乱れと言われ、改善するのが難しいものです。
実際、2~3週間、ひどい場合は、夏の間ずっとバテている方もおられます。
夏は、湿気や暑さが強くなるため、胃腸が元々弱りやすく消化不良になりやすいですが、
暑さによって、冷たい物を飲んだり食べたりすると、さらに胃腸に負担をかけてしまい、
胃腸は「もうやってられないよ!」となります。
一般的には、下痢気味や軟便気味になる人が多いですが、そういう時は冷たい物をまず控えましょう。
特に、スイカ、ゴーヤ、キュウリなどの体を冷やす、熱を冷ます物を一旦控えることがいいでしょう。
そして、できれば、汗をじんわりかいて体を動かすことです。
汗をかく事によって、体の中に侵入した湿気を外に出すことができます。
あとは、乳製品、牛乳、アイス、チーズ、ヨーグルトなどは、しばらく控えたほうがいいでしょう。
乳製品は体の中に湿を生み出すので、胃腸に負担をかけてしまいます。
おすすめ食材としては、
山芋、ジャガイモ、ハト麦、あづき、卵、肉類など
ウーロン茶や陳皮茶がおすすめですが、冷たくない、常温のものがいいでしょう。
また夏は、湿が体内に溜まると、皮脂の分泌が多くなったり湿疹ができたりするので、
湿が溜まらないように、風通しの良いゆったりとした服装を心がけるのもよいと思います。
湿疹ができやすい人はハトむぎ茶やあずき茶を飲んでみると良いでしょう。
おすすめのツボ・
天枢 1回2~5分ほど 1日数回 押してみてください

曲池 1回2~3分ほど 1日数回 押してみてください
体の中に湿が溜まっている人が押すと痛いはずです

お茶やツボを取り入れて、夏を乗り切りましょう!
上記のお悩みでお困りの方 お気軽にご相談ください。
双葉薬局 tel: 048-982-6348