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マスク着用習慣とニキビ

昨今の感染症拡大に伴うマスク着用の習慣化により、肌荒れやニキビといった皮膚症状のご相談が増えています。

 

当店では、ニキビに対する漢方治療を行っております。

 

ニキビは、患部の毛穴の詰まり・皮脂分泌の増加・アクネ菌の増殖により、化膿や炎症が起こる疾患です。

その背景には、皮膚機能の低下、ストレス、睡眠不足、生理(ホルモンバランスの変動)などの悪化要因が挙げられます。

 

漢方薬では、ニキビが出来にくいように、体質を改善させることを目的としています。

ニキビは、体内で発生した余分な「熱」が皮膚に影響を与え、そこに外界の熱(風熱)の刺激が加わって出来ると考えます。

そのため、体内のどこに熱が加わっているかを見極め、その熱を取り除き、また余分な熱が発生しないように体のバランスを整えることで対処します。

ニキビの色や炎症の度合い、できやすい部位などからも判断し、見合った薬をお選びします。

 

マスクは、感染予防目的で着用する方が昨年から増えていますが、夏場のマスク着用は、十分注意する必要があります。

屋外や周囲に人がいないところではマスクを外す方がよいでしょう。

長時間のマスク着用は、ニキビや肌荒れ以外にも、低酸素状態になりやすく体力や免疫力の低下にも影響が出ると言われています。

感染予防対策とはいえ、政府が徹底を推奨するマスク着用に疑問の声が上がるのは当然のことですね。

fs

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